生理不順とは、月経周期・出血量の異常です。生理周期が長い・短い、出血量が多い・少ない、出血している期間が長い・短いなどの症状です。不妊症の原因になったり、生理不順が病気で引き起こされている場合もあります。簡単に生理不順とかたづけられない症状です。基礎体温を計ってみてください。
生理不順と一口にいっても、月経周期・出血量(経血量)・月経期間(出血日数)は異なります。
生理不順(月経異常)の症状:頻発月経
頻発月経とは、月経周期が常に25日以内で、生理の周期が短く頻繁に生理がくる生理不順です。
○排卵のある場合と、無排卵の場合があります。
・排卵がある場合:卵胞期と黄体期が極端に短い
・排卵がない場合:正常な生理に比して量が少なく、だらだらと2週間も続くことがあります。
○ホルモン分泌や血液の循環が悪く、放っておくと不妊症の原因になる場合があります。
生理不順(月経異常)の症状:稀発月経
稀発月経とは、月経周期が常に36日以上に1度(年に9回以下)で、生理の周期が長い生理不順です。
○定期的に排卵があって、毎回排卵があれば問題ありません。
・基礎体温を測ると排卵があるかどうかが確認できます。
○年に3回くらいの場合は、卵巣・脳下垂体の機能不全が疑われます。
・婦人科の受診をおすすめします。
・放っておくと無月経や不妊症の原因になります。
生理不順(月経異常)の症状:過多月経
過多月経とは、月経周期は正常でも経血量(出血量)が異常に多い生理不順です。
注意すべきは、レバー状の血の塊がある場合です。婦人科の受診をしてください。子宮筋腫、子宮内膜症、子宮線筋腫などの疑いがあります。
生理不順(月経異常)の症状:過少月経
過少月経とは、月経周期が正常でも、出血量が異常に少なく1~2日で生理が終わる生理不順です。
○子宮の発育不全、ホルモン分泌異常・無排卵などが原因です。
・ピルを服用していると過少月経になる場合がありますが心配ないようです。婦人科で症状を告げておきましょう。
・下腹部痛がある場合は子宮外妊娠の場合もあります。婦人科を受診しましょう。
・閉経期(更年期)にも出血量が少なくなっていきます。
生理不順(月経異常)の症状:続発性無月経
続発性無月経とは、生理はあったけれども、ある時期から生理がこない。月経はあったけれども、何らかの原因で無月経になる症状です。
○ストレスにホルモンのバランスのくずれが原因のことが多いようです。
○無理なダイエットで栄養不足になって無月経になった場合は、軽度ならば早く直ります。
○病気によって生理がこなくなる(止まる)場合があります。
・高プロラクテン血症、甲状腺の病気(バセドウシ病など)、糖尿病、腎臓病など