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女性の更年期事典 > 更年期症状:めまい・ふらつき

更年期のめまい・ふらつき

めまい・ふらつき・立ちくらみは女性に多い症状ですが、更年期になると更にめまい・ふらつきの症状を訴える女性が多くなります。更年期のめまい・ふらつきは、自律神経の乱れ・ストレスなどで起きるといわれています。ただし、更年期にめまい・ふらつきの症状があっても、更年期障害と断定するには、検査の結果に特定できる病気がないことが前提になります。

めまい・ふらつきの感じ方も様々です。回転性めまい、浮動性めまい、眼前暗黒感などの眩暈(めまい)があります。更年期のめまいは浮動性めまいが多いそうです。更年期には、めまい・ふらつきだけでなく、ほてり・のぼせ・多汗などのホットフラッシュなど他の不定愁訴と複合的に起きる場合も多いです。
眩暈(めまい)の種類

眩暈(めまい)の種類

眩暈(めまい)の種類には、浮動性めまい、回転性めまい、立ちくらみ・眼前暗黒感、動揺性めまい、などがあります。

○眩暈(めまい)の種類:浮動性めまい
浮動性めまいは、回転性めまいや眼前暗黒感を除いためまいの総称で、様々な原因で起きます。どの病気と断定しずらく、長く続くならば検査を受けることをおすすめします。浮動性めまいの症状はおよそ次のとおりです。
・船にのっているような、雲の上を歩いているような体がフワフワと宙に浮いたような感じがする。
・景色がフラフラと揺れているように見える。
・頭がフワ~とした感じがする。

○眩暈(めまい)の種類:回転性めまい
平衡器官(三半規管など)に急な変化が起きたときに感じます。耳の病気でも、脳の病気でも起きます。回転性めまいの症状はおよそ次のとおりです。
・周りの景色・天井などが回って見えます。
・自分自身が回っているように感じます。
・目の前がグルグル回る感じがしたり、左右に大きく揺れたりします。

○眩暈(めまい)の種類:立ちくらみ・眼前暗黒感
低血圧気味の人がなりやすい症状です。立ちくらみ(眼前暗黒感)の症状はおよそ次のとおりです。
・立ち上がった瞬間にクラッとしたり、長く立っていると目の前がくらくなる感じがします。

○眩暈(めまい)の種類:動揺性めまい
平衡器官(三半規管など)の広範囲がおかされたときに多いようです。動揺性めまいの症状はおよそ次のとおりです。
○頭や体がグラグラ揺れたり、フラフラする感じがします。
○歩くと「ふらつき」を感じる場合は小脳の障害も考えられます。
○回転性めまいを起こす病気の慢性期にも、動揺性めまいを感じることがあります。

眩暈(めまい)がおきたら

めまい(眩暈)が起きたときの対処の仕方のご紹介です。

○先ず、めまいが軽くなる体の向きで安静にしてください。頭を動かすと耳が刺激を受けて更にひどくなる場合があります。

○めまいには様々な原因が考えられるので、たかが「ふらつき」と考えず、受診をしてください。

○ひどい頭痛、片側の手足のしびれ、ろれつが回らない症状を伴う場合は、脳出血・脳梗塞が疑われます。怪しいと思ったら、専門医の受診を受けてください。また、意識がモウロウとした場合は緊急を要します。

めまいの原因:眼と首

めまい・ふらつきの原因は耳や脳と思われがちですが、めまい・ふらつきの原因が眼や首の障害にある場合があります。

眼が原因のめまいはあまり多くありませんが、左右の視力が異なるとめまいが起きる場合があります。眼鏡が合わないためにめまいが起きる場合もあります。眼鏡や視力のチェックをしてみましょう。

首にめまい・ふらつきの原因がある場合があります。首の筋肉の緊張が強く、特に片側の緊張が強いと、めまいが起きる場合があります。首の筋肉の緊張によるめまいは、いつのまにか起きていて長期間続きます。大抵フラフラする感じ(浮動性めまい)ですが、回転性めまいがある場合があります。首は頭や肩につながっています。「首の筋肉が緊張している=肩や頭の筋肉も緊張している」ということになります。「肩の筋肉が緊張=肩こり」「頭の筋肉が緊張=頭痛、頭重感」となります。このような場合は、筋肉の緊張を緩和することで意外と簡単にめまいを解消できます。

「フラフラして頭重感がある=脳に異常」ではないのです。ですが、自己判断は禁物です。神経内科の診察を受けてください。更年期にあたる女性で更年期障害の他症状がある場合は、更年期外来や婦人科の医師に相談してください。

更年期障害と紛らわしい眩暈(めまい)

更年期障害と紛らわしい病気には耳や脳などの疾患による場合があります。更年期にめまい・ふらつきの症状があっても、検査の結果に特定できる病気がないことが前提で更年期障害と断定されます。

めまいを伴う病気:耳が原因の病気
メニエール病前庭神経炎突発性難聴など

○めまいを伴う病気:血圧が原因の病気
起立性低血圧症など

めまいを伴う病気:脳が原因の病気
脳梗塞・脳血栓、脳出血など

めまいを伴う病気:うつ(鬱)が原因の病気
仮面うつ、仮性うつなど

めまいの原因と病気:耳

耳が原因のめまいには、めまいに耳鳴り・難聴などの耳の症状を伴うメニエール病などと、めまいだけの良性発作性等位めまいなどがあります。耳が原因のめまいは、内耳(蝸牛・三半規管)、聴神経・前庭神経、脳が関係します。三半規管が刺激を受けて自律神経が刺激された結果、動悸、吐き気・嘔吐、冷や汗などの自律神経の症状が起きる場合があります。

内耳(三半規管・耳石・蝸牛)のしくみ
内耳には、聴覚機能に関わる蝸牛(かぎゅう)と、体のバランス機能に関わる三半規管・耳石があります。
○蝸牛は聴神経で脳につながっています。⇒蝸牛の障害が原因で耳鳴り・難聴が起きます。
○三半規管・耳石は前庭神経で脳につながっています。⇒三半規管・耳石の障害が原因で体のバランスがとれなくなって眩暈(めまい)が起きます。前庭神経は自律神経と関係しているので、めまいだけでなく吐き気・冷や汗などの症状を伴うことがあります。

※三半規管は、両耳の奥の内耳に前庭と呼ばれる部分があって、そこに三半規管があります。三半規管に3つの輪の形状の管がついていて、その管の中はリンパ液で満たされてます。

耳が原因のめまい:良性発作性等位めまい症

耳が原因のめまいを伴う良性発作性等位めまい症は、三半規管にある耳石の一部が脱落して、三半規管を刺激してめまいが起きると考えられています。このめまいは、頭の位置によって起きます。耳の症状(耳鳴りや難聴)はありません。数日~数週間で治ることも多いのですが、再発することもあるそうです。

次のような症状がありませんか?
○朝起き上がろうとしたら急に景色が回りだした
○美容院でシャンプーのときに、めまいが起きた

耳が原因のめまい:メニエール病

耳が原因のめまいを伴うメニエール病は、まめいを繰り返す、めまいが起きた時またその前後に耳の症状(耳鳴り・難聴など)を伴うのが特徴です。1~2日でめまいはよくなりますが、めまいを繰り返すたびに聴力が戻りにくくなるので、できるだけ発作を起こさないようにする必要があります。疲労・睡眠不足・ストレスなどが原因と考えられており、更年期にも起きやすい病気です。

※メニエール症候群とは?メニエール症候群はメニエール病とは異なります。耳や脳などに問題がなく原因が明確でない場合にメニエール症候群といいます。

耳が原因のめまい:前庭神経炎

耳が原因のめまいを伴う前庭神経炎は、前庭神経が炎症を起こした結果の機能障害で、数日間立っていられないようなひどいめまいが起きます。メニエール病とは違い、聴力には全く影響がありません。

耳が原因のめまい:突発性難聴

耳が原因のめまいを伴う突発性難聴は、突然、耳の聞こえが悪くなる病気です。原因は明確ではないのですが、疲労・睡眠不足・ストレスなどが原因ともかんがえられており、安静が必要になります。

めまいの原因と病気:脳・血圧・仮面うつ

血圧の急激な変化(特に血圧の低下)でもめまいが起きることが多いそうです。中高年に多いとも言われるうつの中で仮面うつ病もめまいを伴います。また、脳が原因の突然のめまいの殆どは脳出血か脳梗塞といわれています。

脳出血・脳梗塞では、ひどい頭痛、片側の手足のしびれ、ろれつが回らない症状を伴います。怪しいと思ったら、専門医の受診を受けてください。また、意識がモウロウとした場合は緊急を要しますから、救急車を呼ぶなどの対応が必要です。

血圧が原因のめまい:起立性低血圧症

立ちくらみ(眼前暗黒感)は、起立性低血圧などが原因で一時的に脳の血流量が減少して起こる瞬間的なめまいです。起立性低血圧症は、急激な血圧低下で立ちくらみ(眼前暗黒感)や失神を頻繁に起こす状態です。
血圧が大幅に低下すると臓器への血流量が減少します。少しの血圧低下ならば脳への血流量は減らないのですが、大幅な低下で血流量が減って脳が酸素不足になると、平衡中枢が機能しなくなって最初はフラフラ感が起きます。ひどくなると立っていられない程になります。

高血圧症(高血圧の状態が続いている状態)で頭痛・めまい・動悸・息切れ・疲労感などを伴うことがあります。また、高血圧症は夜間に血圧の低下が著しい場合があります。

一時的な血圧の変動に左右されずに普段の血圧の範囲や症状を把握して、医師と相談することをおすすめします。

脳の病気が原因のめまい

脳が原因で突然起きるめまいの殆どが脳梗塞・脳血栓です。激しい頭痛、片側の手足のしびれ、ろれつが回らない、二重に物が見えるなどの症状があります。モウロウとしている場合は救急車を呼ぶなど急を要する症状です。

脳幹・小脳の脳卒中で現れるめまいの7割ほどが浮動性めまい(ふらつき・フラフラ感)で、3割ほどが回転性めまいだそうです。吐き気や嘔吐があって脳の症状がある場合は専門医の診察を受けてください。

うつ(鬱)が原因のめまい

うつ状態によるめまいのメカニズムはまだ詳しく解明されていないようです。

仮面うつ病というのは医学的には正式名称ではありませんが、いわゆる仮面うつとは、鬱(うつ)が身体的症状として現われる状態です。不眠、頭重、胃の不快感、便通異常、頭痛・肩こり、眩暈(めまい)、倦怠感、頻尿などとして現われます。

仮性うつ病の3大症状は、めまい・不眠・頭重感とされています。めまいは浮動性めまい(ふらつき・フラフラ感)で、不眠と大きく関係しているそうです。高齢者では仮性うつが認知症と間違えられることがあるようです。一時的に物忘れが激しくなることが少なからずあるからです。

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