更年期障害の治療には、西洋医学でのホルモン補充療法(HRT)や対処療法と、漢方治療などがあります。
○更年期障害の治療:ホルモン補充療法(HRT)
更年期障害の主原因(女性ホルモンの急激な減少)に対応して行われる女性ホルモンの補充をする治療です。エストロゲンとプロゲストーゲンの配合剤(薬)を服用する2剤連続併用服用法が主流です。この治療法では、子宮体部ガンは減少し、乳ガンは増加するという報告があります。この他、女性ホルモン補充療法は、アルツハイマー症候群や骨粗鬆症の発症率を低くするといわれています。過剰なエストロゲンは子宮ガンの要因と言われていますが、昔のエストロゲン単独投与とは異なり心配ないと考えられています。
○更年期障害の治療:薬物療法
自律神経薬、向精神薬、漢方薬などで体調を整えたり症状を緩和します。
○更年期障害の治療:心理療法
心因性の場合、カウンセリングなど心理療法を受けることで改善する女性もいます。
○更年期障害の治療:漢方治療
漢方は不定愁訴に強く、更年期障害の治療に適していると言われています。全身の状態を正すことで症状を軽くしていきますから、その効果は比較的ゆっくりです。
更年期障害と漢方
