更年期外来での初診の診察手順と内容はおよそ次のとおりです。検診結果が総合的に判断されて治療の方針が決められます。
○予診表
予診表は、いくつかの項目(現在の症状、既住暦、薬に関するアレルギーの有無、妊娠歴など)に回答する表で、通常は医師の診察前に自分で書き込みます。医師にとっての前情報になります。
○更年期指数表
「クッパーマン更年期指数」という海外で考案された指数を、日本人用に改良した更年期指数表が外来で多く利用されているようです。更年期指数表は、初診時だけでなく、治療効果を判定する目的でも使われます。
更年期症状のセルフチェック
○生活習慣質問表
日ごろの食生活や運動などの生活習慣に関する質問表です。生活習慣は、骨粗鬆症・高脂血症・動脈硬化症などの予測に大切な情報です。生活習慣を改善するだけでも症状の緩和・改善が認められるケースがあるそうです。
○自己評価式欲うつ性尺度(SDS)
更年期指数表と同じような質問表です。更年期に起こりがちな「うつ状態」の程度を点数化して判定します。
抑うつ度合いセルフチェック
○一般検査、血液検査、尿検査
身長・体重・血圧などの測定に始まり、スクリーニング検査(血液検査・尿検査)を行います。更に、ホルモン状態を判断するための採血をする場合もあります。
○骨密度測定
骨粗鬆症の傾向を判断する検査です。
○婦人科検診
一般に行われている婦人科検診と同じです。内診、超音波検査、子宮頸部がん検診、子宮大部(内膜)がん検診などがあります。
※子宮体部(内膜)がん検診は、HRT(ホルモン補充療法)の副作用のチェックに大切な検査でもあります。
○乳房検診
乳がんなどのチェックをする触診、マンモグラフィー(レントゲン検査)、超音波検査などがあります。
※乳房検診は、HRT(ホルモン補充療法)の副作用のチェックに大切な検査でもあります。