女性の更年期事典

女性の更年期の症状・病気・治療や更年期障害の予防改善対策についての情報です

漢方の診察と証

漢方の診察は、望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せつしん)の4つからなっています。そして、漢方的な診察で体力の強弱や体質(証)などを判断して、数種類の生薬を組み合わせて漢方薬を処方します。

漢方的な診察

望診:顔色や肌の色つや、表情、皮膚の状態や、姿勢・体型・動作を見ます。舌を念入りに診察するのが特徴で、舌の色・形や舌苔・溝・歯型の有無などを調べます。

聞診:声の調子や咳の有無を調べます。聞くだけでなく、体臭・口臭・排泄物のにおいを調べることもあります。

問診:自覚している症状を聞きます。

切診:脈や腹の状態を触診します。

漢方の証(しょう)

漢方では証(しょう)によって体質や体力を表します。「虚証」「実証」がよく使われる証で、外見や体力を示します。虚証が強くても実証が強くとも病気になりやすく、偏りのない中間証がよいとされています。

専門医に見てもらうのが良いのですが、下に簡単にそれぞれの特徴を記します。虚証と実証のどちらでもない、または虚証と実証の数が同じであれば中間証になります。

 虚証の特徴

筋肉質でなく痩せ型、細面、声が細く小さい、ちょっと動くとすぐ疲れる、肌はさめ肌で荒れやすい、元気があまりない、胃腸が弱い、食欲はあまりない、詰めに筋や波がある、便秘はあまり気にならない、お腹の弾力が弱いなど

 実証の特徴

筋肉質でがっしり体型、四角張っている顔、声が大きくはっきりしている、ちょっと動いたくらいでは全く疲れない、肌はつややかで血色がよい、元気がありあまっている、胃腸が丈夫、食欲はいつもある、爪はなめらかでピンク色、便秘がつらい、お腹に弾力があるなど

※植物(草根・木皮)、動物、鉱物などの自然界にある天然物を単独で使う薬を生薬と呼びます。

※証には「虚証と実証」のほかに、「陰証と陽証」「表証と裏証」「寒証と熱証」「気虚証・血証・水毒証」があります。

 - 更年期障害と漢方

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