女性の更年期事典

女性の更年期の症状・病気・治療や更年期障害の予防改善対策についての情報です

糖質の働き・過不足・食品

三大栄養素のひとつの炭水化物の糖質は、消化の良い速効性の高いエネルギー源になる栄養素です。特に分解されてできるブドウ糖は脳、中枢神経系、赤血球などの唯一のエネルギー源です。糖質は、摂りすぎると肥満や、糖尿病などの生活習慣病の原因になります。糖質は、ビタミンB1と一緒に摂ると効率よくエネルギーにすることができます。

  • 1g当たり4kcalの大切なエネルギー源です。
  • 炭水化物は糖質と繊維などからなっています。

糖質の体内での働き

炭水化物の成分である糖質は、消化がよく速効性のあるエネルギー源で、グリコーゲンとして体内に貯蓄されます。血糖として体内を循環してエネルギーを供給したり、体を構成して、筋肉の運動や体温を維持します。
糖質は、消化されてブドウ糖などの単糖類に分解され、吸収され肝臓に入り、一部は血液に入って血糖(=ブドウ糖)として体内を循環してエネルギーを供給しますが、大部分のグリコーゲンは肝臓と筋肉に貯えられます。運動時や空腹時などには血液中の血糖(=ブドウ糖)だけでは足りなくなるので、肝臓にあるグリコーゲンが分解されて血液の血糖値を一定に保ちます。

糖質を含む食品と過不足

 糖質が多く含まれている食品

ごはん・パン・麺類・果実類・いも類などの糖質が多い食品を糖質食品と呼びます。糖質は、差があるものの殆どの食品に含まれています。牛乳や野菜にも糖質が含まれています。なお、それぞれの食品によって糖質の種類が異なります。

 糖質の摂りすぎ・不足

糖質を摂りすぎると、体脂肪として体内に貯えられるので、肥満、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まります。
糖質の補給が不足すると、肝臓のグリコーゲンを分解して補いますが、肝臓のグリコーゲンの蓄えがなくなると、筋肉のたんぱく質を分解してブドウ糖に変えて不足を補おうとします。それでも足りなくなると、体の脂肪を燃やしてエネルギー源にしようとしますが、糖質がないと脂肪だけではエネルギーを作れず、やはり糖質が必要とされるわけです。血糖(=血液中のブドウ糖の濃度)が異常に低下するとブドウ糖を唯一のエネルギー源にしている脳がエネルギー不足になり、意識を失うことがあります。また、体はブドウ糖不足を補おうとするあまり肝臓機能が低下したり、病気に対する抵抗力が低下したり、体のエネルギー不足で疲れやすくなったりします。

※糖質は3種類に分けられます。

  • 単糖類:ブドウ糖、果糖など
  • 二糖類:ショ糖、乳糖、麦芽糖など
  • 多糖類:でんぷん、グリコーゲンなど

 - 食品と栄養素の基礎知識

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