ドライアイは乾燥性角結膜炎のことで、結膜と角膜が乾燥する病気です。眼を酷使する人や、高齢者や女性に多い傾向があります。コンピューター、コンタクトレンズ、アレルギー性結膜炎とドライアイ(乾燥性角結膜炎)は深く関係していると言われています。
○ドライアイの2タイプ
ドライアイには涙液欠乏性ドライアイ(涙液分泌減少型)と蒸発性ドライアイ(涙液蒸発過多型)に大別されます。年齢に伴い涙腺の機能低下で涙液が減少してドライアイになる傾向があります。涙液欠乏性ドライアイは閉経後の女性に多くみられるそうです。
○瞬き(まばたき)が少ないことによるドライアイ
瞬き(まばたき)が少ないと、涙液が少なくなり、水分蒸発が促進されることにより涙液層(ムチン層)が傷みます。コンピューター・TVゲーム・読書・長時間の車の運転・細かい作業では、通常の瞬きよりも極端に瞬きの回数が減ります。また、目が大きく見開いている・下三白眼などはドライアイになりやすいといわれています。
○生活環境によるドライアイ
冬の乾燥する季節は目も乾燥しやすくなります。また、冷暖房などのエアコンの風が目にあたると涙の蒸発が促進されます。そして、疲れ、緊張、ストレスでも涙液の分泌が減る傾向があります。
○コンタクトレンズによるドライアイ
ソフトコンタクトレンズは素材自体が涙を吸収し蒸発させますから長時間装用でドライアイになることがあります。ドライアイになりやすい場合はハードコンタクトレンズのほうが良いようです。
○病気によるドライアイ
アレルギー性結膜炎では、結膜にブツブツができて摩擦を起こしたり結膜から有毒物質が分泌されるために、涙液層が不安定になります。また、自己免疫疾患(膠原病)のシェーグレン症候群・関節リウマチ・全身性エリテマトーデスの1症状としてドライアイになることがあります。
○薬の副作用でドライアイ
内服薬(特に精神科の薬)が誘因になってドライアイが起きることがあります。

