子宮頸がんは、原因が解明された数少ない癌の一つです。子宮頸がんは、子宮頸がんとはヒト・パピローマウイルス(HPV)の感染が消失せずに長期化したときに稀に起こる病気で、HPVのうち高リスク型HPVとよばれる一部のHPVの感染によって引き起こされます。子宮がん検診(子宮頸がん)の細胞診検査に加えてHPV検査をうけることで、診断の精度をおよそ100%まで上げることができるそうです。
子宮頸がんの原因であるヒト・パピローマウイルス(HPV)は性交渉で感染しますが、この感染は性交経験があれば感染の可能性が高く、ありふれたものです。性交経験者の50~80%は少なくとも一度はHPVに感染しているといわれています。また、子宮頸がんの原因であるHPV感染は病気ではありませんので、HPV感染自体の治療は行われません。HPVはごくありふれたウイルスで感染しても殆どは免疫力により自然消失します。
高リスクHPVに感染したからといって、必ず子宮頸がんになるわけではありません。殆どの高リスクHPV感染は一過性(一時的)で、免疫力により自然消失して、子宮頸がんになることはありません。ところが、HPVが消失せずに持続感染(長期化)することがあります。この場合、平均で10年以上の病期(前がん病変の期間)を経て子宮頸がんになる可能性があります。HPV感染の5-10%前後が子宮頸がんになる可能性があるとされています。
