女性の更年期事典

女性の更年期の症状・病気・治療や更年期障害の予防改善対策についての情報です

子宮がん検診とHPV 検査

一般的に行われている子宮がん検診(子宮癌検診)は子宮頸部細胞診とよばれる子宮頸がんの検査です。検査の結果で、子宮頸部の細胞に何らかの異常が認められると判断され場合は、精密検査が必要になります。一般的な子宮がん検診にあわせて受けてほしいのが、発がん性HPV感染の有無を調べるHPVウイルス検査です。子宮頸部細胞診とHPVウイルス検査の両方の検査を行うことで、より正確な判定ができると考えられます。どちらの検査も子宮頸部の粘膜から直接細胞を採取します。殆ど痛みを伴いませんし、数秒で終わってしまいます。決して怖がるような検査ではありません。ただ、稀に少量の出血をみることがあるようですが、検査によるものですので心配はありません。

子宮頸がんの子宮頸部細胞診

細胞診の検査方法は、子宮頸部から細胞をこすりとって、プレパラートに塗りつけた後、固定・染色して顕微鏡で見て判断をします。
細胞診の子宮がん検診(子宮癌検診)には、他に問診・内診などもあります。
細胞診の検査結果は、一般的に一週間以上かかるようです。細胞診の検査結果はいくつかの段階に分けられます。異常なし(子宮頸がんの兆候なし)と判断される検査結果から、所見有り(子宮頸部の細胞に何らかの異常が認められる)と判断される検査結果まであります。所見ありの検査結果の場合は、精密検査が必要になります。

子宮頸がんのHPVウイルス検査

子宮頸がんの原因のHPVウイルス検査の方法は、子宮頸部の細胞を用いて、子宮頸がんの原因である高リスク型HPVに感染していないかどうか調べます。検査結果は陽性(+:感染あり)または陰性(-:感染なし)で示されます。HPVウィルス検査は子宮頸部細胞診と併せて受けて欲しい検査です。
持続感染した場合、子宮頸がんの前がん病変を引き起こすことがありますから、感染が明らかになった場合は、ウイルスが消失するまで、定期的(6~12ヵ月後毎)に検査を受け、HPV持続感染の有無を確認することになります。HPVには潜伏期間があります。感染してから数ヶ月~数年間、HPVウイルスを検出できないことがあります。HPV感染は、現在の性交渉によるものとはかぎりません。

※子宮がん検診で、子宮筋腫やポリープなどの病気が見つかることがあります。また、感染症として、トリコモナス腟炎(トリコモナス原虫による炎症)やガンジダ腟炎(ガンジダ真菌による炎症)などがあります。詳細は検診の際に検診内容を確認してください。

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