PET検査(ポジトロン断層撮影法)は全身のがんを検査するがん検査です。PET(ペット)検査とは、X線CTのような装置による断層画像で診断するための検査法です。がん検診時の苦痛を伴わない、ほぼ全身のがんを検査できる、がんの進行度・病気を診断できるなどの特徴があります。
PET検診はほぼ全て全身のがん検査ができる検査ですが、全てのがんをPET検査のみで早期発見できるわけではないため、従来の超音波検査・X線CT・内視鏡検査・他検査法とPET検査を組み合わせることも必要です。肝臓癌・胃癌・前立腺癌は超音波検査や内視鏡検査などの方がPET検査より有効の場合が多いようです。PET検診の結果を医師が説明してくれる施設でPET検診を受けることも大切と考えられます。
厚生労働省の推計による2020年のがんの種類を見ても、女性特有の乳がんは2位で乳がん検診・検査が大切なのが分かります。大腸がんは1位です。この推計から、全身のがん検査がまとめてできるPET検診は有効とも考えられますが、極めて初期のガンの発見は難しいとの報告もあります。
※がん予防の情報は日々発信されています。情報の質を見極めなくてはなりません。基本的には、人間をを対象として行われる疫学研究で、研究対象・方法に偏りが少なく、研究結果に偶然性が少なくなるように工夫された方法ほど信頼度が高いと考えられます。

