女性の更年期事典

女性の更年期の症状・病気・治療や更年期障害の予防改善対策についての情報です

橋本病の治療

橋本病の治療法は症状や甲状腺ホルモンの状態で決まります。 橋本病であっても甲状腺ホルモンが基準の範囲内(甲状腺機能は正常)であれば治療の必要はないとされています。ですが、病気が進行して甲状腺の機能が低下して甲状腺ホルモンの分泌異常がある場合(甲状腺機能低下症)は薬で甲状腺ホルモンを補充する治療が行われます。

橋本病で治療が必要な場合とは

 甲状腺機能が正常なら

橋本病であっても、甲状腺の腫大が小さく、甲状腺機能が正常で甲状腺ホルモン不足でないケースが多いです。この場合は甲状腺ホルモンに異常がありませんから、橋本病による体への影響がなく、特に積極的な治療の必要はないとされています。だだし、甲状腺の機能が低下してホルモン不足(甲状腺機能低下症)を引き起こす可能性がありますし、一時的に甲状腺ホルモンが過多(無痛性甲状腺炎)になることもあります。定期的な通院で検査結果を見る経過観察になります。気掛かりな変化や症状が出た場合は、定期検診を待たずに受診することが大切です。

 甲状腺機能が低下している

橋本病の一部は甲状腺低下症を発症します。甲状腺低下症の大半が橋本病です。甲状腺ホルモンが不足して、血液検査で甲状腺ホルモンが基準範囲以下の場合は治療が始まります。甲状腺腫(首の腫れ)だけで症状が現れていないことがありますが、症状の有無は関係なく治療は開始されます。
甲状腺ホルモンは新陳代謝に必要なホルモンなので不足すると、いずれ症状が現れてきます。自覚症状がない場合もありますが、甲状腺ホルモンが著しく不足したり長期間不足状態が続くと甲状腺機能低下症の様々な症状が現れてきます。
治療は甲状腺ホルモンの補充になります。あくまでも補充なので、一生継続して根気よく薬を飲み続けることになります。薬を中断すると元に戻ります。甲状腺ホルモンを服用している場合は、他の薬の併用については医師に相談する必要があります。

 甲状腺機能は正常でも甲状腺が大きい

甲状腺が大きく膨らんで喉や器官を圧迫している場合があります。甲状腺ホルモンの服用で様子を見ます。ごく稀に手術で甲状腺を切除することもあります。

 - 橋本病(甲状腺機能低下症)

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