女性の更年期事典

女性の更年期の症状・病気・治療や更年期障害の予防改善対策についての情報です

バセドウ病の症状

バセドウ病の症状は甲状腺ホルモンの過剰による甲状腺機能亢進症とバセドウ眼症があります。「メルセブルグの3徴」と呼ばれるバセドウ病の症状は広く知られていますが、3つの症状が揃うことはあまり多くないようです。メルセブルグの3徴は、甲状腺肥大、眼球突出、頻脈です。
バセドウ病の症状は、自律神経失調、更年期障害、鬱(うつ)と間違われたりします。 例えば、汗をかきやすい症状では、バセドウ病の場合は、暑がりで発汗が多く、皮膚がじっとり湿った状態です。急に暑く感じて汗をかいても暫くするとおさまる場合は、更年期障害の症状で、手掌(手のひら)や足底だけの発汗は交感神経の緊張による症状といわれています。

バセドウ病の症状の一覧

  • 全身症状:熱がり、疲れやすい、倦怠感、体重の減少(いくら食べても痩せるのが特徴)・増加
  • 体温:微熱(37.5℃前後)
  • 顔・首の症状:目つきがキツイ、複視(物が二重に見える)、甲状腺腫大、眼球突出(バセドウ眼症とよばれ、バセドウ病の3割程度が発症)
  • 神経・精神症状:イライラ感、落ち着かない、集中力低下、不眠
  • 循環器系症状:動悸、頻脈(脈拍数が多い)、心房細動、心不全、息切れ、むくみ
  • 消化器系症状:食欲不振・亢進、口の渇き、軟便、排便回数の増加
  • 皮膚の症状:発汗、脱毛、かゆみ、皮膚が黒くなる
  • 筋肉・骨格に関わる症状:脱力感、筋力低下、骨粗鬆症、手足のふるえ、周期性四肢麻痺(男性のみ)
  • 生理(月経):生理不順(月経不順)、無月経、不妊、早産・流産の危険(妊婦がバセドウ病の場合、胎児が甲状腺機能亢進症になることがあります)
  • 血液:コレステロール低下、血糖上昇、血圧上昇、肝機能障害

※甲状腺クリーゼ:甲状腺機能亢進症の最重度の状態で生命の危険を伴うクリーゼと呼ばれる状態です。バセドウ病の未治療、感染症や重度の糖尿病などの合併症がある場合に起こるとされていますが、バセドウ病の早期発見や十分な治療がされている現在では、甲状腺クリーゼの心配はないようです。

 - バセドウ病(甲状腺機能亢進症)

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