女性の更年期事典

女性の更年期の症状・病気・治療や更年期障害の予防改善対策についての情報です

脂質異常症の予防

脂質異常症(高脂血症)の予防は、生活習慣の改善に尽きます。食生活の改善・運動不足の解消に加えて、喫煙、ストレス、睡眠不足、過剰飲酒など高脂血症の危険因子を減らします。
病院で治療を受けなければならなくなる前に、日頃の健康管理が大切です。定期健診を受けて脂質異常症の原因となるコレステロールと中性脂肪の値をチェックしておきます。他の病気が原因の二次性の脂質異常症の場合もありますから他の数値もチェックして、早期治療を心がけることが大切です。そして、脂質異常症の予防だからといっても、むやみに食事制限をしたりして抵抗力の低下を招いたり、過激な運動で心臓や足腰に負担を掛けすぎるのは避けます。

食生活を改善して脂質異常症予防

過食を抑えて栄養バランスの良い規則正しい食事にします。

  • 過食は禁物です。
  • 肉類中心から魚・野菜・穀物中心の食事にします。(和食がオススメです)
  • 脂質は飽和脂肪酸(牛肉・バターなど)ではなく、不飽和脂肪酸(魚・オリーブ油など)を摂ります。
  • 食物繊維を積極的に摂ります。
  • 抗酸化物質(ビタミンE、ビタミンC、β-カロテン、ポリフェノールなど)を積極的に摂ります。
  • 塩分は控えめにします。

特に、

  • コレステロール値が高い場合は、脂質は飽和脂肪酸ではなく不飽和脂肪酸で摂ります。
  • 中性脂肪の値が高い場合は、糖質を摂りすぎると中性脂肪が増えるので、スナック菓子や清涼飲料水は要注意です。

運動不足を解消して脂質異常症予防

運動で中性脂肪を減らします。有酸素運動が有効です。運動すると中性脂肪が減って、善玉コレステロール(HDLコレステロール)が増えます。脂質異常症の予防にはウォーキングなどの有酸素運動が良いとされています。運動は、脂質異常症の予防だけでなく、ストレス解消、血圧・血糖値を下げるなどの効果もあります。

  • 散歩・水泳・軽いジョギングなど長続きする運動を生活に取り入れます。
  • おっくうがらずに体を動かします。例えば、電車やバスに乗るときは一駅分を歩く、エスカレーターやエレベーターを使わないで階段を使うなど。
  • ウオーキングの場合は、体調や天候が悪い時は無理をしないで、少なくとも1週間に3日で1日30分を目標にしましょう。ウォーキングなどの有酸素運動は15分以上つづけてやっと脂質が消費されはじめるので、15分以内では効果がないと考えられます。

禁煙やストレス解消などで脂質異常症予防

高脂血症のみならず、ガンなど他の病気の危険因子の喫煙は止めます。そして、ストレスの解消方法を見つけてストレスフリーの環境を心がけます。睡眠不足を解消し、過剰な飲酒を止める、といった生活習慣改善も大切です。

  • ストレス解消:ストレスは、ホルモン分泌を乱して、血中にコレステロールや中性脂肪をふやします。更年期からはスローライフです。
  • 禁煙:喫煙は、善玉コレステロールを減少させるだけでなく、悪玉コレステロールを酸化して超悪玉コレステロールにしてしまい、動脈硬化の直接的な危険因子になります。何度も禁煙に失敗している場合は、医師に相談してください。

 - 更年期と脂質異常症

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