女性の更年期事典

女性の更年期の症状・病気・治療や更年期障害の予防改善対策についての情報です

脂質異常症の原因

脂質異常症の原因は、食べすぎや飲みすぎなど生活習慣(特に食生活の偏り)、加齢、運動不足、肥満、性別、遺伝体質など様々です。他の病気による合併症としての続発性(二次性)の脂質異常症や、薬剤の副作用として脂質異常症になる場合もあります。ですが、脂質異常症の予防は、まず生活習慣の改善をすることです。同じ脂質異常症でも、以前に血管障害が起きたことがある人、糖尿病・高血圧・肥満・たばこを吸う人、血縁者に動脈硬化性の病気の人がいる場合は、より積極的な治療が望まれます。

脂質異常症の原因

 生活習慣(食生活や運動不足)

脂質異常症には生活習慣が大きく関わっています。過食、運動不足、肥満、動物性脂肪・糖分の摂取過剰、喫煙、過剰な飲酒、ストレスなどです。更に、遺伝体質がある場合は高い確率で脂質異常症を発症します。
偏った食生活が脂質異常症の最大の原因とされています。高カロリー、コレステロール・糖質の過剰摂取や過剰な飲酒は、コレステロール・中性脂肪を増加させます。
運動不足は、脂質の代謝機能を低下させて、中性脂肪が蓄積され肥満の原因になります。
タバコは、善玉コレステロールを減らして、悪玉コレステロールを超悪玉コレステロールにするといわれています。

 加齢と性別

脂質異常症の原因は生活習慣が大きいのですが、加齢や性別も関係しています。
年を重ねると体が老化して機能が低下します。そのため、脂質異常症のリスクが高まります。中高年の半数以上が脂質異常症といわれ、脂質異常症の患者が増加・拡大するといわれています。動脈硬化の原因には、脂質異常症だけでなく、高血圧、糖尿病、肥満があります。
女性の更年期の閉経前後に女性ホルモンが激減して、コレステロール・中性脂肪が増加します。高LDLコレステロール血症や高中性脂肪血症に注意が必要です。

 遺伝

遺伝要素が生活習慣に加わると脂質異常症を発症しやすくなります。家族性高コレステロール血症は500人に1人、家族性複合型高脂血症は100人に1人の割合でいるといわれています。これらに比べて頻度は低いですが、家族性III型高脂血症があります。生活習慣とは関係なく脂質異常症になりやすいです。親族にこれらの病気がある場合は、食生活などの生活習慣により注意を要します。

 二次性(続発性)

他の病気が原因で合併症として誘発される続発性(二次性)の脂質異常症があります。食習慣や運動不足などとは無関係に、内分泌などの病気が原因の脂質異常症です。二次性脂質異常症の場合は、原因になっているもとの病気を治療するとで脂質異常症は改善します。
二次性脂質異常症(二次性高脂血症)の原因になる病気には、糖尿病、甲状腺機能低下症、クッシング症候群、ネフローゼ症候群、閉塞性肝疾患などがあります。

 - 更年期と脂質異常症

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