女性の更年期事典

女性の更年期の症状・病気・治療や更年期障害の予防改善対策についての情報です

睡眠障害の種類と原因

睡眠障害とは、病気の観点からみた広範囲の睡眠に関する障害をさします。睡眠障害は睡眠異常、睡眠時随伴症、内科・精神科的障害の睡眠障害に大別されます。いわゆる不眠症は睡眠障害のひとつです。
睡眠障害はQOL(生活の質)を低下させるだけでなく事故の原因にもなることがありますから、睡眠障害の原因をつきとめて適切な治療が必要です。睡眠障害の原因は様々です。どの睡眠障害か(何が原因で睡眠障害が起きているか)を知ることが、睡眠障害の解消と治療につながります。

睡眠異常の種類と原因

睡眠異常には、内在因性と外在因性の睡眠障害、概日リズム睡眠障害があります。

 内在因性睡眠障害

内在因性睡眠障害の原因は睡眠障害が心理的または身体的によるもので、明らかな内科的疾患や精神科的疾患による睡眠障害は除外されます。内在因性睡眠障害には、精神生理性不眠(神経質性不眠、いわゆる不眠症)、ナルコレプシーなどの過眠症、睡眠時無呼吸症候群、周期性四肢運動障害、むずむず脚症候群などがあります。
内在因性睡眠障害の多くは原因を取り除くことで解消されますが。長い間睡眠障害が続いたりする場合は専門家の診断を受けて治療する必要があると考えられます。

 外在因性睡眠障害

外在因性睡眠障害の原因は、内在因性睡眠障害とは逆に身体の外にあります。例えば、騒音・暑さ・寒さ・コーヒーなどの過剰摂取です。外在因性睡眠障害の多くは原因を取り除くことで解消されます。

概日リズム睡眠障害

概日リズム睡眠障害とは、体内時計のズレが原因で、本来望ましい時間に睡眠できない睡眠障害です。体内時計に逆らった生活パターンが原因の時差症候群や交代勤務性睡眠障害があります。その他、不規則な生活を続けた結果に体内時計(生体リズム)そのもののが変調することが原因になっている睡眠相前進症候群・睡眠相後退症候群、非24時間型睡眠・覚醒症候群があります。

睡眠中に起こる睡眠時随伴症

睡眠時随伴症とは、睡眠中に正常では起こりえない身体現象の総称です。睡眠時随伴症には、歯ぎしり・おねしょ・いびきのほかに、深い睡眠中に突然起き上がって歩き回る睡眠時遊行症や、睡眠中に叫び声とともに起き上がる夜驚症があります。

内科的疾患による睡眠障害

脳の器質性障害(アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症・パーキンソン病など)に起因して不眠の症状が起こることがあります。

精神科的疾患による睡眠障害

精神障害に起因して不眠の症状が見られることがあります。特にうつ病は不眠の症状が多く認められます。

 - 更年期の不眠症・睡眠障害

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